福岡の実家に帰るたびに、胸がざわつく。
母の足腰が弱くなってきたのは、去年の春ごろからだった。電話で話すたびに声に張りがなくなっていって、「大丈夫よ」と言う言葉が逆に心配を募らせる。そんな状態が続いたある日、父から「そろそろ施設のことも考えないといけないかもしれない」と連絡が来た。その瞬間、私は神奈川の自宅でしばらく動けなかった。
私は55歳。パートをかけ持ちしながら、夫と二人でのんびり暮らしています。子供たちはもう独立していて、下の子も昨年から一人暮らしを始めました。そういう意味では手が離れてほっとしていた矢先に、今度は親のことが重なってきた。人生って、そういうふうにできているんだと思います。
帰省が「イベント」じゃなくなった日
これまでの帰省はお盆やお正月が中心で、年に2回ほどでした。でも去年からは、月に1回か2回のペースで福岡に帰るようになっています。介護認定の申請手続き、ケアマネージャーとの面談、病院への付き添い、施設の見学——やることは次々と出てきます。
帰省が「イベント」ではなくなった、という感覚があります。どこかに遊びに行くわけでも、ゆっくり帰省するわけでもない。実家に戻るたびに、現実と向き合う時間になっている。
そして毎回頭を悩ませてきたのが、福岡での移動手段です。
実家は福岡市内からやや離れたところにあって、バスや電車だけでは正直不便です。病院も施設も、車がないとスムーズに動き回れない。かといって父の車を借りるのも気が引けるし(父もまだ運転しているので)、毎回タクシーでは費用がかさみすぎる。
そこで去年から始めたのが、福岡空港でレンタカーを借りることです。
業務レンタカーを知ったきっかけ
最初のうちは大手のレンタカー会社を使っていました。でも1週間借りると、料金がけっこうな金額になる。パート収入でやりくりしている身には、帰省のたびにそれだけの出費が重なるのはじわじわと痛い。夫に「また帰省?」と言われるわけではないけれど、家計を預かっている立場として、自分で納得できる使い方をしたかった。
そんなときに、ネットで調べていて見つけたのが業務レンタカー福岡空港店でした。
最初は「業務用?私みたいな一般の人でも借りられるの?」と思ったんです(笑)。でもよく読んでみると、一般の方でも普通に利用できるとのこと。そして何より驚いたのが、その料金の安さでした。
1週間(7日間)のレンタル料金が、大手と比べてかなり抑えられている。これが毎月の帰省に重なってくると、年間でみたときの差額は無視できない金額になります。「試しに一度使ってみよう」と決めたのは、そういうシンプルな理由でした。
実際に業務レンタカーを使ってみて感じたこと
福岡空港に降り立って、そのまま歩いてすぐに店舗に向かえる立地がまず助かります。重い荷物を引きずってバスや電車を乗り継がなくていい。飛行機を降りてそのままスムーズに車に乗れる、というのは、体力的にも精神的にもありがたい。
スタッフの方の対応も丁寧で、初めて利用したときも不安なく手続きを終えられました。ETCカードを入れる機械が無料で付いているのも地味に嬉しいポイントです。福岡市内から実家方面への高速を使うことが多いので、毎回ETCのことを気にしなくて済むのは楽です。
車の種類も、コンパクトカーから大きめの車まで選べます。私は一人で乗ることがほとんどなので、小回りの利くコンパクトカーを選んでいます。駐車場が広くない病院や施設に入ることも多いので、サイズ感がちょうどいい。
介護帰省という「繰り返し」の中で、費用のことを考える
介護というのは、終わりが見えない時間の連続です。
先月は施設の体験入居に付き添って、今月はかかりつけ医との定期面談に立ち会って、来月はまた別の手続きがある——そういう「繰り返し」が続いていく。その中で、毎回の帰省にかかるコストは、できるだけ抑えたいという気持ちが正直あります。
飛行機代は早めに予約すれば安くできる。宿泊は実家なのでかからない。そうなると、現地での移動費をどう管理するかが大きなポイントになってきます。
業務レンタカーを使うようになってから、1回の帰省にかかる費用の見通しが立てやすくなりました。「今回はこれだけかかる」と事前に計算できると、気持ちの準備もしやすい。介護のことで頭がいっぱいになりがちな帰省中に、お金の不安まで抱えずに済むのは、思った以上に心の余裕につながっています。
母と過ごす時間のために
先日の帰省では、手続きのすき間に母と二人でドライブをしました。
行き先は特に決めていなかったけれど、海の見えるところまで少し走った。母は助手席でずっと窓の外を見ていて、「やっぱり海はいいね」とぽつりと言った。その横顔を見ながら、私はハンドルを握りながら泣きそうになっていました。
こういう時間を作れることも、車があるからこそだと思う。公共交通機関だけでは、気ままに動けない。レンタカーがあるから、母のペースで、母が行きたい場所に連れて行ける。
費用の話ばかりしてきたけれど、結局のところ、業務レンタカーを選んだいちばんの理由は、こういう時間をずっと続けていけるようにするためだと思っています。安いから使える、使えるから帰れる、帰れるから一緒にいられる——そのつながりが、今の私には大切です。
福岡空港で車のキーを受け取るたびに、「また来られた」と思う。その感覚が、これからも続いていきますように。
業務レンタカー福岡空港店は福岡空港から徒歩圏内という好立地で、長期レンタルにも対応しています。介護帰省や出張など、1週間単位での利用を検討している方にはぜひ一度料金を確認してみてください。大手と比較してみると、その差額がはっきりとわかると思います。